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前回、前々回とリサイクルの話が続き、社会的意義とか環境問題を取り上げました。今回は、難しい問題から離れて、もっと身近な話にしたいと思います。
皆さんの生活の中で、身近な『金・ゴールド』となるとジュエリーが一番初めにあがるのでないでしょうか。
『永遠の輝き』『変らぬ希少性』などの魅力から『指輪』『ネックレス』『ブローチ』など、様々な形状に加工して、貴金属を身に付ける風習は太古の昔から人類が続けてきた行動です。
黄金色がトキメキの色であるとvol.4で書きましたが、金を集めることは『富の象徴』としての表現方法のひとつです。『ツタンカーメン』や『黄金の茶室』など権力を表すために作られたものもあります。
また、換金性が高いことが金の魅力のひとつです。『困った時には、この指輪を売って』なんて話は、近代では、あたり前の話です。特に、紛争などにより、国家がひっくり返ってしまった経験のある民族では、通貨が信用できないことを、身を持って感じており、金を身に付けておくことは生きるための手段のひとつです。
用途、目的は、さまざまです。皆さんそれぞれの『願い』『思い』『希望』を持って貴金属を身に付けているのでしょう。
さて、金の指輪の裏に『K18』とか刻印が入っているのはご存知だと思います。日本語では『じゅうはちきん』と言っています。この18とは、18/24で75%が金であることを示しています。
ジュエリーを扱っていると『なぜ24金が純金なの?』と尋ねられることが多々あります。答え方が難しく『なぜ、一日が24時間なの?』と聞かれているのと同じで、上手な説明方法がありません。
私は、古代天文学の話から、円(丸)が満ちているものとして、円が360°であること、時計の文字盤を見ていただいくことなどして、説明しているのですが、皆さん納得していただいているのでしょうか。
12進法は、美しいリズムだと感じております。
円を半分にすると180°です。平らでスッキリしますし、三角形の内角の総和も180°です。
これをさらに半分にすると90°になります。直角は気が引き締りますし、1/4は、クウォーターとして重用されています。時計でクウォーターは3時ですので、おやつの時間です。
ここで、この直角を3分割にしていることも美しさを加速しています。30°は希望を感じる角度です。3の倍数でオドケルのも、心地良いリズムの表れであると感心しています。
幾何学は自然の摂理を表しているそうです。希少な金の品位を24段階で表すことは、宇宙から学んだことであり、人類に深く刻まれたリズムに基づいて決められた美しい旋律であると感じます。